水戸市の私立水戸英宏(えいこう)中学校に通っていた女子生徒が同級生からいじめを受けて不登校になり、弁護士らで構成する調査委員会が報告書をまとめたことがわかった。いじめを認定したうえで「いじめに対する教員の理解や生徒への教育が不足し、適切な対応がなかったことは明らかだ」と学校側を批判した。
朝日新聞は、水戸英宏中学校に複数回にわたり電話で取材を申し込んだが、学校側から回答は得られなかった。
当時の教頭「逃げだな」
報告書などによると、女子生徒は中学1年だった2022年1月以降、クラスメートの女子生徒らに無視され、「むかつく」「うざい」と仲間はずれにされた。
同年6月、女子生徒の保護者…