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米子松蔭―創志学園 三回表、米子松蔭の三塁走者・後藤が内野ゴロで本塁を突き生還=2024年10月25日、島根県出雲市大社町の県立浜山公園野球場、石川和彦撮影
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 第143回秋季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)が25日に開幕し、島根県立浜山公園野球場と松江市営野球場で1回戦4試合があった。広島商(広島1位)、米子松蔭(鳥取2位)、開星(島根2位)、盈進(広島3位)が準々決勝に勝ち進んだ。26日も両球場で1回戦4試合がある。

 大会の結果は来春の選抜大会の重要な選考材料となる。決勝は11月3日の予定。優勝校は同月、東京都で開かれる明治神宮野球大会に出場する。(中川史)

広島商(広島)7―2米子東(鳥取)

 ◎…広島商が14安打で快勝した。四回、末田、片岡の連続適時打で2点を先制。終盤も相手の守備の乱れに乗じて着実に加点した。エース大宗は九回途中まで投げ、自責点0。米子東は六回に同点に追いつくも、七回以降は1安打に抑えられた。

米子松蔭(鳥取)8―0創志学園(岡山)

 ◎…米子松蔭が序盤から試合を優位に進めコールド勝ち。3点リードで迎えた三回は、後藤の2点適時三塁打などで4点を挙げ突き放した。創志学園は相手先発の緩急織り交ぜた投球に狙いが絞りきれず、散発4安打で三塁も踏めなかった。

開星(島根)8―1下関国際(山口)

 ◎…開星は投打がかみ合いコールド勝ち。四回に前田のスクイズで勝ち越すと、五回には田中の三塁打など4長短打などで4点を加えて突き放した。下関国際は三回、渡辺の適時打で同点に追いつくも、四回以降は2安打に封じられた。

盈進(広島)3―1出雲商(島根)

 ◎…盈進が好機を逃さなかった。一、三回はいずれも、城田、矢田貝が連続安打で出ると、犠打で進めて内野ゴロで1点ずつ。木原は12奪三振で完投。出雲商は四回、無死満塁で後続が2者連続三振に倒れるなど、あと1本が出なかった。

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