がれきの上に立つ子どもたち=2002年8月、パレスチナ自治区ガザ、森石香織さん撮影
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 パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まって7日で半年となる。戦火が絶えない中、パレスチナをかつて訪れた人たちが、そこで見た日常を伝える写真展を続けている。プロジェクト名は「マクルーバ」。現地の家庭料理の名前に、込めた願いがある。

 大阪市北区中津のコモンスペースハナヤで2日、写真展「私たちがみたパレスチナ」が始まった。ガザやヨルダン川西岸など9地域で撮影された計63枚を展示している。

 海水浴を楽しむ人びと、夕日に染まる空、オリーブの木々が広がる丘陵……。パンを売る露店や朝のコーヒー、子どもたちの誕生日会など、穏やかな暮らしを捉えた。その中に時折、破壊された建物や難民キャンプの写真が交じる。

 大阪府や兵庫県などに住む6…

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