立憲民主党の野田佳彦代表は27日、フジテレビの番組に出演し、今国会の重要法案となっている年金関連法案について「早く出してこなかったら厚生労働大臣の不信任ではとどまらない」と述べ、内閣不信任決議案の理由になるとの考えを示した。一方、米国との関税交渉を理由に、不信任案提出は「決め打ちはしていない」とも語った。
年金法案は与野党が今国会の重要法案として「重要広範議案」に指定している。当初は3月中旬に国会提出される予定だったが、夏に控える参院選への懸念から、自民党内の調整に時間を要している。
政府・与党は提出の先送りを…
