1月に連載した「統合失調症、その先へ」に、たくさんの反響をいただきました。当事者や家族の方々のお話を紹介します。
- 【連載】統合失調症、その先へ
「苦しくてもあきらめず 治療続けて」
19歳の時に、統合失調症を発症しました。
当時は、雑踏や嵐の中をさまよい歩いているみたいで、季節も分からなくなり、自分は生きてるのか?と実感がない時もありました。
心を閉ざし、そばに人がいても寂しかった。小さな町を歩き回り、空の雲や太陽、草花、夜空の星や月は私の大きな味方でした。
私の言っていることがおかしいと気がついた母に、心療内科に連れて行かれましたが、すぐには診断されませんでした。
10年後、主治医が変わった…