Smiley face
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タレントが語る体験談
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 人気が高まる一方で、トラブルも増えている「美容医療」。施術の経験を公表しているタレントの平瀬あいりさん(28)に、美容医療を受けたきっかけや、見た目で人を判断したり差別したりする「ルッキズム」への向き合い方について聞いた。

 ――平瀬さんは約2年前、X(旧ツイッター)に美容医療の施術前後の顔写真を投稿し、話題を集めました。写真と一緒にポストした「『整形は努力じゃない』って貴方(あなた)も言えますか?」という言葉に込めた思いは。

 親しい友達には手術を受けたことをオープンに話していました。ただ、投稿した当時、インフルエンサーとして活動していましたが、美容医療に関しては発信していませんでした。

 手術をしても特別にかわいくなったわけではないと思っていたので、周りとは違った特色を出して有名になりたい、とビフォーアフターの写真も一緒に投稿しました。

 美容医療を受けたら魔法みたいに全てが変わるということはありません。いい人生を送るために勉強していい大学に入る、ということが努力と認められるのであれば、お金をためて手術を受けて、痛みを我慢する、という行為も努力と言えるのでは、と思っています。

 ――これまでの美容医療の施術歴は?

 最初は、19歳の時に二重まぶたにする手術を受けました。その後もほおやあごの骨などを切る手術など、計20回ほど手術をし、総額で2600万円以上かかっています。

 ――美容医療を受けたいと思ったきっかけは?

 小さい頃から自分の顔にコンプレックスがありました。幼い頃に私の顔を見た母から「生まなきゃよかった」と言われたことがありました。

 性格も暗くなり、保育園の頃…

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