米ボーイングの小型機「737MAX」=ロイター

 米航空機大手ボーイングは31日、新しい最高経営責任者(CEO)に米航空部品メーカーのCEOを務めた経験のあるケリー・オルトバーグ氏を選んだと発表した。就任は8月8日付。今年1月に飛行中の旅客機からパネルが落下する事故などで安全管理への批判が高まり、現在のCEOは年内に退任する意向を表明していた。

 オルトバーグ氏は、半導体大手の米テキサス・インスツルメンツでエンジニアとして働いたあと、航空機向けの電子機器製造などを手がける米ロックウェル・コリンズに移り、CEOなどを務めた。ボーイングは「35年以上にわたり航空宇宙業界でのリーダーシップの経験がある」としている。

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