再び米大統領の座に戻ったトランプ氏。就任演説ではバイデン前政権を強く否定し、「米国第一主義」を具体化するため多数の大統領令に署名した。「パリ協定」からの離脱や世界保健機関(WHO)からの脱退など、世界全体に影響を与えかねない政策が次々と打ち出されている。
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- 【随時更新】トランプ氏が大統領令に続々署名 一目で分かる政策一覧
「黄金時代が始まる」
「米国の黄金時代がいま始まる」。トランプ氏の就任演説は、そんな言葉で始まった。
大統領の就任演説といえば、聖書の引用など格調高い表現も交えながら、米国のあり方をめぐる理念を説くことが多い。だがこの日の演説は、自らの政策を喧伝(けんでん)する選挙スピーチのような発言が目立った。
「国内の単純な危機さえ管理…