まなび場天声人語「見出し」
「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の望月愛実記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。
「世界を変えた『ええ文字』」「角張ったハート 皆の心を丸くする 」「Eはmojiほどにものを言い 」「日本発 国境越えたEmojiの心 」「行間つむぐ絵文字の魅力 」「あの絵文字、本当のキモチ?」「にこにこ、はーと、またね! 」「26年間の提供に 感謝のハートを」「あふれる気持ち絵文字1つに」「ココロの象形文字」「Emojiは世界共通語」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?
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今月の優秀作
一語一絵で伝える思い(石光亮一さん 38 山口県)
丸く伝えてくれた、角張った口(古野拓生さん 56 埼玉県)
ピクセルに真心をこめて(吾郷洋平さん 33 茨城県)
絵も字にしたら 文化になった(石戸裕子さん 59 兵庫県)
Emojiはおしゃべりな共通語(藤井百々さん 47 大阪府)
新聞にも絵文字?
今回のお題は「Emoji」(絵文字)。ただし、新聞紙面で使用するフォントでは表示できないため、見出しの応募作には絵文字の使用は不可とさせていただきました。しかし実は、新聞紙面でも使うことができる絵文字(記号)があります。たとえばボールは、高校野球の記事の書き出しなどに使われることがあります。電話番号を表す☎や、将棋の先手後手も紙面では代表的な絵文字です。ほかにもトランプの柄の♠♥♣♦や♨もあります。記事に使うことはまれですが、紙面編集者が遊び心で見出しに使うことはあります。
絵文字は時代と共にあります…