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野田新代表のもと、次期衆院選に向けた野党連携はなるか

 次期衆院選での政権奪取に向けた道筋について、野田佳彦氏(67)は「自公過半数割れに追い込むため、野党の議席を最大化する」と強調した。立憲民主党が単独政権を樹立できるほどの議席獲得は困難とみており、野党間の選挙協力を幅広く進める立場だ。ただ、立憲と距離を置く他の野党もあり、野田氏は就任早々、試練を迎えそうだ。

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 「誠意ある対話」「誠意ある話し合い」「誠意ある対応」……。野田氏は代表就任後の記者会見で、野党間の選挙協力を繰り返し問われたが、あいまいな答えを繰り返した。野田氏に限らず、野党第1党の党首は野党連携のあり方で揺れ、難題であり続けてきた。

 立憲前身の民進党は2016年参院選で、安倍政権による集団的自衛権の行使容認に反対姿勢を鮮明にし、共産党などの野党と候補者を一本化した。民進執行部は17年衆院選で一転、自民党出身の小池百合子・都知事が率いる「希望の党」への合流を決定。これに加わらなかった枝野幸男氏(60)らリベラル勢力が旧立憲を結党し、野党第1党に躍り出た。

維新側はメリット少ない見方

 こうした成り立ちもあり、保…

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