取材に応じる岸口実・兵庫県議=2025年2月10日、県庁、谷辺晃子撮影

 日本維新の会の吉村洋文代表は10日、昨年11月の兵庫県知事選をめぐって政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が地域政党・兵庫維新の会所属の県議から紙で情報の提供を受けたと主張していることから、党内で調査するよう指示したと明らかにした。調査が終わり次第、結果を公表するという。

 立花氏が言及している県議は、斎藤元彦知事らのパワハラ疑惑などを内部告発した文書を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の副委員長で、県議会第2会派「維新の会」の岸口実氏。岸口氏は10日、取材に応じ「(立花氏と)神戸で会ったのは事実。(紙は)私から提供したものではない」と説明。「私の知らない情報もたくさん含まれていて、誰が書いたのかも分からない」と述べた。

 立花氏は自身のSNSなどで…

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