国連安全保障理事会は27日、米ニューヨークの国連本部でイスラエル・パレスチナ問題に関する会合を開き、中東地域に広がる全面戦争の回避を求める意見が相次いだ。しかし、イスラエル側は停戦に応じる様子はなく、各国の懸念は深まっている。
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国連のグテーレス事務総長は、米日仏などが共同提案した21日間の停戦案を全面的に支持した。そして「レバノンでの戦争は、外部勢力を巻き込んでさらに激化する可能性がある。我々には停戦が必要だ。終わりのない交渉を続けている余裕はない。地域戦争は何としても避けなければならない」と訴えた。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使らも、停戦の必要性を強調した。
しかし、イスラエルのダノン…