公式マスコット「りくワン」のダンスを見守る小池百合子東京都知事(左)と俳優の織田裕二さん=2025年2月25日午後5時、東京都庁、伊藤あずさ撮影

 世界陸上東京大会の開幕まで200日となった25日、スペシャルアンバサダーで俳優の織田裕二さんが都庁を訪れ、小池百合子知事と会談した。テレビで世界陸上のメーンキャスターを長く務めてきた織田さんが名場面を振り返り、小池知事は「世界陸上の魅力、そして価値を伝えてほしい」と期待を口にした。

 小池知事は「世界中の注目を集める機会をとらえて、都民や国民が様々な形でスポーツをやってみようと思う機運を織田さんにつくり出してもらいたい」とあいさつ。織田さんは東京開催が34年ぶりということに触れ、「東京でやったときにどんな化学反応が起きるのかがすごく楽しみ。一生に一度のチャンスだと思っているので、東京でみんなが盛り上がる瞬間を味わいたい」と話した。

 この日は投票で決まった公式マスコットの名前「りくワン」も公表され、織田さんらとハイタッチする姿を見せた。大会は9月13日に開幕する。

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