老人ホームで火災、20人死亡　中国・河北省承徳、当局が原因調査

　中国国営新華社通信によると、中国北部の河北省承徳の老人ホームで8日夜に火災があり、20人が死亡した。ほかの入居者も近くの病院に収容されているという。

　地元当局が原因の調査を始め、施設の責任者は拘束された。現地メディアは近隣住民の話として、大半の入居者は自立して生活することが困難な高齢者だったと伝えた。

　承徳は北京の約200キロ北東にあり、清朝の皇帝が利用した避暑山荘などがある。老人ホームのある隆化県は承徳市中心部からさらに北に約50キロに位置する。