学習室でそれぞれ学習をする6年生の児童たち=2023年9月、長野県・諏訪市立城南小学校、同校提供

 「脱・一斉授業」の挑戦が、小中学校で広がりつつある。教室内の子どもの多様性が高まる中で、同じ内容や進度で全員に行う授業には限界を感じ、一人ひとりに適した学び方に転換しようという動きだ。

 ■様々な教材用意、意欲もアップ

 長野県木曽町立福島小学校は、2020年度から「単元内自由進度学習」を導入し…

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