第48回全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が20日、福井市で開催される。岡山県内からは、高校の部に岡山学芸館(クラリネット四重奏)と就実(金管八重奏)が、中学生の部に岡山市立福田中(打楽器五重奏)がそれぞれ中国地区代表として出場する。各校の取り組みや意気込みを紹介する。
難曲 物語のように表現 岡山学芸館高
岡山学芸館が演奏するのはブートリー作曲の「フェスティバル」。さまざまな音楽的要素を含み、4人ともソリストのような演奏が求められる「難曲」だ。
昨年12月の新チーム発足後から練習を始め、「最初は譜面通りに吹くので精いっぱいだった」と小林叶和(きょうか)さん(1年)。県外出身の4人は校内の寮で生活している。全体練習の後にアンサンブルや個人で練習を重ね、技量を磨いた。
岡山県大会を経て、2月の中…