衆院選での与党過半数割れを受け、自民党と野党第3党の国民民主党は31日午前、幹事長・国会対策委員長会談を開いた。自民は政府・与党として来月中旬の決定を目指す総合経済対策で国民民主の独自政策を盛り込む代わりに、補正予算案の賛成など国会運営で協力を得たい考えだ。
自民の森山裕幹事長と国民民主の榛葉賀津也幹事長らが会談し、総合経済対策や来年度の当初予算と税制改正の内容について、担当者らが協議する方針を確認した。11月9日以降に党首会談を行うことも合意した。公明党も同1日に国民民主と幹事長らが会談する予定だ。
森山氏は会談後、記者団に「協議は公明党も出席いただき3党でやる」と述べ、「自公国」の枠組みで協議するとした。
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