自民党の森山裕幹事長が、参院選鹿児島選挙区(改選数1)で公認候補が敗れた責任をとり、鹿児島県連会長を辞任する見通しになった。県連によると、4日に党本部で開いた県連所属の国会議員らの協議で辞意が示された。今後、県連の役員支部長合同会議を開いて正式に決めるという。
参院選鹿児島選挙区では、元議長の尾辻秀久氏が引退した自民の議席を守れず、自民前職の園田修光氏が落選。2001年に1人区になって以降、自民で独占してきた議席を失った。
県連の藤崎剛幹事長によると、森山氏とともに選対委員長を務める野村哲郎参院議員(鹿児島選挙区)も辞意を表明した。野村氏は、参院選の責任に加え、2人の在任期間が長いことを理由に挙げたという。森山氏は10年から会長を務めている。
県連会長の後任には三反園訓…