自民党の森山裕幹事長は1日、日本維新の会の遠藤敬前国会対策委員長と東京都内で会食した。石破政権は衆参両院で少数与党で、野党の協力がなければ法案が成立しないため、両党の連携などを協議したとみられる。
関係者によると、会食には森山氏の側近で自民の坂本哲志国対委員長も同席。執行部は安定した政権運営のため、自公連立の拡大を模索しており、政権との協力についても意見を交わしたとみられる。ただ、森山氏は参院選の敗因を検証後に幹事長を辞任する意向をすでに表明。遠藤氏も前原誠司・維新共同代表と距離があることから、どこまで協力関係が築けるかは見通せない。