自民党総裁選に立候補した9人

 自民党総裁選では、結党時からの課題だとして憲法改正も論点の一つとなっている。22日に党本部であった党主催討論会では各候補が言及した。

 自民は改憲4項目として「自衛隊の明記」「緊急事態対応」「参院選の合区解消」「教育の充実」を掲げている。

 討論会で、高市早苗経済安全保障相(63)は、敗戦後の占領下でできた現憲法から「日本人の手による憲法」へと幅広い改正を主張。そのうえで、改憲4項目以外での考えを問われ、12条にある公共の福祉による人権の制限を「明確化したい」と持論を展開し、ネット上での詐欺や中傷、偽情報の規制が表現の自由との関係で「怖々(こわごわ)」にならないようにすべきだと述べた。

 小泉進次郎元環境相(43)…

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