漫談で交通安全を伝えている塩之糀豊丸(本名・鈴木豊次)さん(69)が28日、母校の宮崎県高原(たかはる)町立後川内小を相棒の「シン信号マン」と一緒に訪れ、紙芝居で「自分の命は自分で守ろう」と訴えた。高原町を出発点に自転車で全国を縦断し、各地の子どもたちに交通安全紙芝居を上演していく予定だ。
いずれも来年3月に閉校する同小の児童20人と後川内中の生徒2人のほか、町の交通指導員らも集まった体育館に、塩之糀さんは赤・黄・青色の衣装で登場。「交通事故のない未来からやってきた」というシン信号マンを呼び出すと、2人で紙芝居を披露した。
信号や横断歩道を渡る様子の絵などを使い、「信号の色の意味は何だろう?」「横断歩道を渡る時は、手を上げて車の人に渡りますと伝えるんだよ」「自転車に乗るときは必ずヘルメットをつけて」などと呼びかけた。
交差点と車や人、自転車を描…