甲子園で熱戦を繰り広げた花巻東の野球部員たちは20日、同校の体育館で700人以上の全校生徒に成果を報告した。主将を務めた中村耕太朗選手(3年)が「応援頂いた皆さん、本当に力を頂きました」と感謝を伝えると、会場は大きな拍手に包まれた。
選手たちは2回戦で東洋大姫路(兵庫)に敗れた翌日の16日、バスで半日かけて学校に帰った。すでに2年と1年による新チームは練習に余念がなく、新たに主将となった古城大翔選手(2年)は甲子園から帰ってからさっそく、練習試合を6試合こなしたという。
古城選手は「練習試合で、チームをまとめる立場になったと実感した。3年生を見習い、応援して頂ける価値のあるチームを作っていきたい」と話した。