5分間で花をいける「第8回全国高校生花いけバトル香川大会」が17日、香川県多度津町のサクラートたどつで開かれた。県内10校23チームが、ステージを駆け回って花をいけ、ダイナミックな作品を完成させた。
若い世代に、花文化に親しんでもらうことなどが目的。キクやオリーブなど県産の草花を中心に約50種類の花材が会場に用意され、即興でいけて、できばえを競った。花に詳しい審査員だけでなく、観客も審査に参加した。
予選を1位で通過した「英明烈花」の田村優佳さん=英明高3年=と松村泰志さん=同2年=が竹を使った大胆な作品を仕上げ、優勝した。前回大会では決勝で敗れ、準優勝だった。悲願達成に田村さんは「優勝しかないと思って大会に臨んだ。実感はあまりないけど、優勝できて良かった」と話した。
「英明烈花」は、来年2月に高松市のレクザムホールで開かれる全国大会に出場する。（内海日和）
