なかなかなくならない海や川の事故。日本財団などが6月に開いたシンポジウムに登壇したタレントの藤本美貴さんは、3児の親として「海や川では、ライフジャケットを着ないと水に入れないルールにしている」と話しました。
――ご家族で海や川へ遊びに行くとき、どのようなことに気をつけていますか?
湖のそばでキャンプをしたり、SUP(サップ/ボードに立ち乗りしてパドルをこいで進むスポーツ)をしたりするので、4年ほど前に子どもと大人のライフジャケットを購入しました。水遊びをすると分かっていたら、必ず持っていきます。
私自身、水の中で長時間浮く自信も体力もありません。シュノーケリングのゴーグルなどと一緒に、スポーツ用品店でそろえました。
子どもが3人いると、どうしても見きれない部分があります。子どもたちには絶対にライフジャケットを着せようと思いました。
意外と、子どもたちも着ることに抵抗がなかったんです。「着ないと入っちゃダメ」と言うと着てくれますね。
4歳の次女、プールでも着用
――日本財団などの調査(全国の15~70歳対象、回答数1万1829人)では、海や川で泳ぐ際にライフジャケットを着た経験がある人は15%以下だったそうです。購入したことがある人は10.3%というデータもありました。プールではどうしていますか?
中学1年の長男と小学3年の長女はスイミングを習っていることもあって、プールでは着ていませんが、必ず親が見えるところで泳がせています。
4歳の次女にはプールでも着せています。「水に入らなくても必ず着てね」と言っています。プールサイドを歩いていて、滑って落ちてしまうこともあると思うんです
次女は、ライフジャケットを着たら水に入れると分かっているようで、「早く着せて」とせがまれます。
着たり着なかったりだと、「着なくてもいいんじゃない?」となってしまいますが、我が家に例外はありません。ルールはルールです。
3歳からスイミング教室
――スイミングはなぜ習わせ…