熊本市は5日、成人した子からの虐待を避けるため住所の情報開示が制限される「支援措置」を受けている両親の住所を、誤って子に漏らすミスが発生したと発表した。市は両親に謝罪し、転居費用を支援したという。子から両親への直接被害は確認していないとしている。
市によると、両親と子はもともと同居していたが、子からの虐待を理由に2021年、両親は別の場所に移り住み、子に住所の情報を開示しない支援措置を受けた。
しかし、今年5月、市は誤って両親の転居後の住所が載った生活保護に関わる書類を子に送付。子から「書類に知らない住所が載っている」と申し出があり、ミスが発覚した。担当の職員は両親の現住所が、子の前の住所だと勘違いし、別の担当者が現住所の送付状をつけて送ってしまっていたという。
市は書類を回収後、両親に事…