JR九州の観光列車「かんぱち・いちろく」の車内にあるラウンジ=2024年4月19日、北九州市小倉北区、池田良撮影 JR九州は19日、福岡、大分両県を走る新たな観光列車「かんぱち・いちろく」を報道陣に公開した。同社の観光列車のデザインは長年、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担ってきたが、今回は初めて同氏以外を起用した。 鹿児島市のデザイン会社「IFOO」が手がけた。外観はつやのある黒色を基調に、久留米と大分を結ぶ久大線の路線図を金色の線であしらった。車内は両県産のスギを生かした温かみのある空間で、沿線の風土をモチーフにした。 現在運行している同社の観光…