米国発のネット配信ゲーム「エーペックスレジェンズ」の技を競い合うeスポーツの国際大会「Apex Legends Global Series Year 4 Championship」が2025年1月29日から5日間、札幌市の大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で開催される。大会を主催する米ゲーム会社のエレクトロニック・アーツが2日、会見して発表した。
大会には世界各地の予選を勝ち上がった上位40チームが参加、賞金総額200万ドル(約2億9千万円)を争う。
19年から配信された同ゲームは、プレーヤーが様々な能力を持った「レジェンド」と呼ばれるキャラクターを選択。3人がチームとなって対戦するシューティングゲーム。札幌市と北海道eスポーツ協会が特別協力する。ゲーム産業の集積をめざしている札幌市の梅田岳スポーツ局長は「世界からファンが集まる最高峰の国際大会の誘致で、ゲームの街・札幌の魅力向上やさらなる産業集積につなげたい」と話した。
ノルディックスキーで五輪金メダリストでもある北海道eスポーツ協会の阿部雅司会長は「eスポーツには、医療などいろいろな可能性がある。もっと認知度を高めていくきっかけになれば」と話した。(日浦統)