2024年度の高知県NIE実践報告会が3月22日、高知市本町4丁目の高知新聞社であった。県NIE推進協議会(会長=藤田詠司・高知大教育学部教授)の主催で、県内の実践指定校の教諭らが新聞を使った学習の取り組みを発表した。
発表したのは佐古小(香南市)、大用小(四万十市)、高知中(高知市)、高知国際中(同)、高知国際高(同)、春野高(同)。
小学校では、はがき大の紙に身近なニュースを書く「はがき新聞」の取り組みが多く見られた。
春野高校の発表では、工芸の授業で、生徒たちが古新聞を敷いて木工や陶工のヤスリがけをしていたところ、作業中に記事を読んだり、その記事を話題にしたりする光景が見られたエピソードが披露された。