今年の高校マーチングバンドの最高峰の舞台は17日午後、幕を閉じた。全日本マーチングコンテスト「高校以上の部」の後半に登場した高校18校は、大阪城ホールで千変万化の音色とパフォーマンスで観客を未魅了した。
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- 音と動き一体「最高の時間」 全日本マーチングコン高校前半レビュー
会場の熱気、演奏レビューと写真でたどる
最初に登場した春日井西（愛知）は、アリーナをアフリカのサバンナに変えた。
動物がいななくような声を上げながら、素早い動きで外周の隊形に移動したり、打楽器を囲んで儀式のような場面をつくったり。民族打楽器のジャンベをアクセントに勇壮なサウンドを聴かせた。結果は銅賞だった。
銅賞の遠軽（北海道）の演奏・演技のテーマは「英国」。温かみのあるサウンドを聴かせた。
ロケットの隊形を回転させて、ホルストの「木星」のメロディーに移るなど演出にも工夫を凝らし、最後には「UK」の文字を浮かび上がらせた。
続いて、市柏（千葉）は「さ…
