校庭の隅で行われていた国語の授業。胡銘浚校長(右)は児童たちの様子を見ていた=2023年11月28日、台湾・新北市の興穀小、岡田玄撮影 台湾の小学校で、屋外に出て子どもの近視の発症を予防する取り組みが成果を出している。近視は将来の目の病気のリスクを上げる。日本でも近視の子どもは多く、専門家は早期の予防対策を訴える。 台北市近郊の新北市立興穀小学校。休み時間、校庭で遊ぶ児童のはしゃぐ声が響く。授業のチャイムが鳴った。だが、児童た…