連結が外れた東北新幹線「はやぶさ」(左)と「こまち」=2025年3月6日午後1時6分、東京都荒川区、朝日新聞社機から、菊池康全撮影

 3月に東京都内の東北新幹線下り線を走行中の新青森・秋田行き「はやぶさ・こまち21号」の連結器が外れた事故で、JR東日本は23日、連結器の誤作動が確認されているこまちE6系車両(7両編成)に対して運輸安全委員会が出していた保全命令が解除されたと発表した。JR東は異常があったとみられる電気系装置を交換したり、電気的な誤作動があっても連結が外れないようにする固定金具を着けたりしたうえで、営業運転に復帰させる考えだ。

 JR東は今後も運輸安全委の調査に協力するとともに、電気系装置を中心に独自の原因調査を続けるとしている。

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