【動画】走行中に分離、西日暮里駅付近で停車した東北新幹線=目撃者提供、吉山健一郎撮影
6日午前11時半ごろ、東北新幹線上野―大宮間を走行中の新青森・秋田行き「はやぶさ・こまち21号」の車両の連結部分が外れ、分離して停車した。
この影響で、東北、上越、北陸新幹線は全線で運転を見合わせていたが、午後2時34分ごろ運転を再開した。
JR東日本によると、はやぶさ(10両編成)には約450人、こまち(7両編成)には約200人が乗車中。けが人はいないという。車内は空調は正常に作動している。両列車はそれぞれ大宮駅まで運転し、同駅で運転を打ち切った。
連結の仕組みは
昨年9月には東北新幹線「はやぶさ・こまち6号」が宮城県内を時速約315キロで走行中、連結部分が外れ、両列車が分離した状態になった。
JR東日本の当時の調査によると、こまち6号の運転台パネルの裏側から、最大約2センチの金属片が複数見つかった。新車製造時にパネルをドリルで取り付けた際の削りくずとみられ、そのうちのひとつが強制分離スイッチの端子同士をつないでしまっていたという。
そもそも連結の仕組みはどうなっているのか。
2本の列車を連結して走行さ…