Smiley face
写真・図版
LINEを使った東行徳自治会の回覧板
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 高齢化などを背景に役員の担い手不足や加入者の減少に悩む自治会や町内会が各地にある。そこで、回覧板をデジタル化して事務の負担を減らしつつ、活動を活発にさせようという動きがある。

 LINEに投稿された画像をスマートフォンでタップすると、軽快なBGMとともに子どもたちが餅をつく動画やお年寄りがつきたての餅をほおばる動画が流れる。2024年12月1日、千葉県市川市で開かれた東行徳自治会の餅つき大会の様子だ。

 市川市塩焼1、4丁目の戸建て住宅やマンションの住民らでつくる東行徳自治会の会員は1250世帯を数える。2年ほど前、紙の回覧板を残しつつ、スマホなどで閲覧できる電子回覧板を始めた。回覧板を回すのが面倒という高齢者の負担を軽くするほか、比較的若い世代にも気軽に見てもらい、会の活動を伝える狙いがある。

「友だち登録」で回覧板を手軽に

 電子回覧板は無料のコミュニケーションのツールとして普及しているLINEを使う。有料アカウントの契約をしており、自治会の役員が掲載する情報を管理したり、会員からの問い合わせに迅速に対応したりできる。会員同士で直接メッセージのやりとりはできないようにして、トラブルも防ぐ。全体の2割弱が利用しているという。

 自治会のアカウントは「回覧…

共有