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甲子園出場を決め、喜ぶ東海大相模の選手たち=2024年7月24日午後4時47分、横浜、大賀章好氏撮影

 第107回全国高校野球選手権神奈川大会(前年優勝校 東海大相模 前年参加チーム数168)

 今春の選抜大会を制し、県大会でも優勝した横浜と、夏の連覇を狙う東海大相模が軸となる。

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 横浜はエース奥村頼人と速球派の織田翔希を筆頭に、変化球の得意な片山大輔、山脇悠陽と投手層が厚い。打線は、選抜で打率4割を超え、関東大会前に右足にけがを負った阿部葉太の復活が待たれる。

 東海大相模は、主軸の中村龍之介、金本貫汰を中心に春の県大会6試合で54得点を挙げた打力が武器。右ひじのけがから復帰したエース福田拓翔の状態が鍵になりそうだ。

 春4強の相洋や古豪の武相も力があり、上位進出が予想される。2年前に全国制覇を果たした慶応や、野呂雅之監督が今夏で退任する桐光学園、日大藤沢はノーシードから頂点を狙う。

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