緊張気味に出場順を決めるくじを引く田中弦大さん=2025年6月15日、東京都府中市浅間町1丁目、魚住ゆかり撮影

 東京都中学生吹奏楽コンクール(都中学校吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の出場団体の演奏順を決める抽選会が15日、府中の森芸術劇場(府中市)であった。7月30日の開幕に向けて、500を超える団体の顧問らが参加した。

 コンクールは、都吹奏楽コンクールなど上位大会に進む代表を決める、部門別大会のひとつ。都大会を目指すA組(50人以内)に79、東日本学校吹奏楽大会を目指す東日本部門(30人以下)に75、上位大会がないB組(35人以下)に365の団体がエントリーしている。8日間の日程で、同劇場と練馬文化センターで開かれる。

 今春教員になり、顧問として初の大会に臨む石神井西中の田中弦大さん(24)は、「緊張しました。みんなが幸せになれる音楽を目指し、部員たちとひとつひとつ積み上げていきたい」と話す。

 残る四つの世代別大会の日程と会場は次の通り。職場・一般=8月2~3日、西新井文化ホール▽小学校=3日、府中の森芸術劇場▽高校=10~15日、同▽大学=16日、同

共有
Exit mobile version