北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は4日に開かれた軍の式典で演説し、米国との関係について「対話も対決も選択になりうるが、より徹底して準備しなければならないのは対決だ」と述べた。11月の米大統領選の結果などにかかわらず核・ミサイル開発を一貫して進め、国防力の強化を続ける方針を改めて示した。朝鮮中央通信が5日に伝えた。
同通信によると、金氏は演説で米国について「我々の子孫も代を継いで向き合う敵対的国家」だと主張。米国の核戦力に対抗するため「できるだけ早い時期に、さらに向上した水準の核の力を備える」ことが必要だとも強調した。
金氏の4日の演説は、韓国軍…