山形県の鉄道専用ポータルサイト「のってぐやまがた」

 山形県内の鉄道をいかした地域活性化をめざす「やまがた鉄道沿線活性化プロジェクト推進協議会」の今年度初会合が21日、県庁などで開かれた。県は、新しく作成した鉄道専用ポータルサイトを活用するなどして、利用促進を図っていく方針を示した。

 同協議会は県のほか、沿線市町村やJR東日本などで構成する。今年度の重点的取り組みに、地域住民や観光客に鉄道利用の利便性を知ってもらうことを挙げた。

 その一環として、県は3月末に立ち上げた鉄道専用ポータルサイト「のってぐやまがた(https://www.notte-good-yamagata.jp/)」を紹介。山形新幹線や在来8路線120駅ごとに、周辺でのイベントや観光情報を集約し、時刻表や経路検索にもリンクしている。

 会田淳士・県みらい企画創造部長は「県内の鉄道は複数の路線で運休が続くなど厳しい状況にあるが、鉄道の利点を広くPRし、利用促進につなげたい」と話した。

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