1マイルレースでスタートする参加者たち=2025年9月12日午後5時4分、東京都の東京高速道路、浅野哲司撮影

 陸上の世界選手権東京大会が13日に開幕するのを前に、東京都内で12日、前夜祭イベントが開かれた。廃止された銀座の高速道路を舞台に、陸上女子100メートル障害の元日本記録保持者、寺田明日香さんらがリレーイベントに参加するなど、大会の開幕をPRした。

 大会は21日まで実施され、国立競技場でのトラック競技や都心部をコースとするマラソンなど、49種目に各国から約2千人の選手が参加する。都内での大規模な国際スポーツ大会は、コロナ禍で無観客開催となった2021年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピック以来となる。

 前夜祭イベントは4月に廃止された自動車専用の高架道路「東京高速道路(KK線)」で開催。高速道路上での1マイルレースやハーフマラソンリレーに家族連れや学生など約2500人が参加し、大会に出場する選手へエールを送った。

【スロー映像で解説】競歩選手はなぜ速く歩けるのか 藤沢勇×山西利和

 世界記録保持者の山西利和さん、オリンピック経験者の藤沢勇さんのインタビューを交え、スロー映像とともにフォームや速さの秘密を徹底解説します。

共有
Exit mobile version