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アスリート始球式に登場する和歌山信愛ソフトテニス部の天野主将(前列中央)ら=和歌山市屋形町、白木琢歩撮影

 7月10日に開幕する第107回全国高校野球選手権和歌山大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)では、全日本高校選抜大会で優勝した和歌山信愛高校ソフトテニス部の部員が、大会第2日の開幕試合で「アスリート始球式」に登板する。

 和歌山信愛高校のソフトテニス部は、今年3月に和歌山市で開かれた第50回全日本高校選抜大会に出場。決勝では接戦の末、広島翔洋(広島県)を破って2年ぶり5回目の優勝を決めた。現在は7月に山口県で開かれる全国高校総体の優勝を目指し練習に励んでいる。

 始球式には実際にボールを投げる主将の天野莉子さん(18)のほか、7人の部員が登場予定だ。天野さんは「選抜大会では地元の方の応援のお陰でいいプレーができた」と感謝の言葉を口にする。

 野球の経験はなく、最近、硬式球での投球練習を始めたばかり。「今から緊張しています」と話し、持ち前の集中力でストライクを狙う。

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