【動画】上空の寒気や低気圧の影響で、東京でも雪が降った=関田航、石田博士、吉本美奈子撮影
上空の寒気と、前線を伴う発達した低気圧が本州の南を通過した影響で、関東地方や中国地方では19日朝までに広い範囲で雪が降った。東京都心でも朝の通勤、通学の時間帯に交通に影響が出た。気象庁が路面の凍結や交通障害に注意を呼びかけている。都内では19日午前にかけて大気が不安定な状態が続き、雷を伴った雨や雪に注意が必要となるという。
同庁の発表によると、19日午前9時時点で、▽群馬県みなかみ町188センチ▽長野県野沢温泉村157センチ▽栃木県日光市47センチ▽鳥取県大山町193センチ▽広島県北広島町104センチの積雪が確認されている。午前10時時点では、都心でも1センチの積雪が確認された。都内で20日午前6時までに予想される24時間の降雪量は多いところで、東京23区1センチ▽多摩北部3センチ▽多摩南部3センチ▽多摩西部5センチ。
JR東日本は降雪を見込み、中央線の高尾(東京都)―小淵沢(山梨県)間の運転を19日始発から正午ごろまで取りやめ、中央線の特急「あずさ」や「かいじ」など18日夜から19日午前を中心に計画運休とした。
高速道路では19日午前10時時点で、中央道や東富士五湖道路の一部区間で予防的に通行止めを実施している。
【動画】東京都内でも雪や氷の粒が降った=杉崎慎弥、岩下毅、内田光撮影