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吹き飛ばされた雪の放物線の向こうに国後島と流氷が見えた=2024年4月5日午前10時54分、北海道羅臼町、神村正史撮影
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 除雪車が勢いよく吹き飛ばした雪が、大きなアーチを描き、その中に知床連山最高峰の羅臼岳(標高1661メートル)が浮かぶ。根室海峡にはまだ流氷が広がり、その向こうには北方領土・国後島がはっきりと映る。除雪車のエンジン音が、少しずつ近づく春の足音のように、峠道に響き渡っていた。

 北海道の世界自然遺産・知床で、冬季通行止め中の知床横断道路(国道334号)の除雪作業が急ピッチで進んでいる。5日に報道陣に公開された。

 冬には零下20度ほどになる知床峠付近。この日の気温は3度ほどまで上昇。羅臼側での作業は、ロータリー除雪車や油圧ショベルを稼働させて除雪にあたった。

 知床横断道路は昨年11月6日午後5時から、知床峠(同738メートル)を挟んだ23・8キロ区間で全面通行止めになっている。除雪は峠の両サイドにあたる羅臼町と斜里町から3月11日にそれぞれスタートした。

 油圧ショベルやロータリー除雪車で雪割り作業を進め、続いて油圧ショベルで斜面を除雪、場所によっては人力で雪庇(せっぴ)の処理もする。

 国土交通省北海道開発局釧路…

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