韓国で21日以降、各地で山火事が発生し、強風などの影響で消火活動が難航している。行政安全省によると、25日朝までに消火にあたっていた人ら4人が死亡した。11人がけがをし、5千人以上の住民が避難している。
山火事が起きているのは南東部の慶尚南道や慶尚北道などで、25日午前9時現在で焼失面積は1万4千ヘクタールを超えている。住宅や倉庫など150以上の建物も被害を受けた。
山林庁や消防庁などが110機のヘリコプターを投入するなどして消火にあたっているが、空気が乾燥しているうえ風も強く、鎮火にはまだ時間がかかりそうだ。