【福島】学校の垣根を超えて小中高生らが合唱を学ぶ「合唱塾」の修了コンサートが2日、郡山市の星総合病院メグレズホールであった。約120人の塾生たちが、昨年11月からの全7回の講習で磨いてきた美しいハーモニーを会場に響かせた。
県合唱連盟県南支部の安藤希理子支部長ら、合唱強豪校の先生たちが講師を務めた。今期は「美しい日本語で歌おう」をテーマに、県内各地のほか、宮城や岩手、東京都などからも参加した。
コンサートでは唱歌やコンクール課題曲、アニメソングメドレーなど、合唱用にアレンジされた4曲を披露。聴衆から大きな拍手が送られた。
音楽監督を務めた小針智意子さんは「子どもを取り巻く環境はめまぐるしく変化していますが、合唱塾を通して豊かな感性を育むことに尽力していきたい」と話した。