地方自治体の役人がタルトを作って産業を後押し

宇都宮 — 栃木県の農産物を宣伝するために、甘党の政府関係者が農家と協力して地元の果物や野菜を使ってタルトを作り、ソーシャル メディアにアップロードしています。

県経済流通課長の白鳥幹久さん（３７）は、県内の農家でタルト焼きイベントを開催。 政策とお菓子の両方を駆使して、地域の農業を盛り上げたい。

インスタ映え情報

白鳥さんのインスタグラム(@tarte892)には、梨やいちご、マンゴーを使ったカラフルで鮮やかなタルトがずらり。 しかし、彼のソーシャル メディア アカウントの写真は自家製のフルーツタルトだけではありません。 彼はまた、ニラにんにく、アスパラガス、米、その他の伝統的でないデザートの材料を使って作った野菜のタルトの写真を投稿しています.

人目を引くために作ったタルトと思われがちですが、「お菓子としても美味しい」とのこと。

宮城県出身の白鳥さんは、2009年に農林水産省に入省し、2021年4月に栃木県農政課に出向。

農産物のブランディングや農業団体へのアドバイスなどを担当し、定期的に農園を訪れ、販路開拓や生産拡大の相談をしている。

2021年11月、白鳥さんは宇都宮市の阿部梨園を訪れた。 白鳥さんは、梨の収穫の様子を見て、梨のタルトを作ることを思いついたという。

果樹園の従業員などにタルトを提供したところ、好評を博しました。 タルトを使って県内の農家や物産をPRできたら面白いと考えたそうです。

ファームイベント

それ以来、白鳥さんは県内各地の農家を月に1回ほど訪れ、収穫物の一部を寄付してもらい、農園でタルト焼きイベントを開催してほしいと頼んでいる。

普段は自宅で直径21～27センチのタルト生地を作って持ち込んでいる。 イベントで作ったタルトを農家さんやゲストに提供し、その写真をインスタグラムやツイッターに投稿している。

白鳥さんは昨年、阿部梨園でイベントを開催し、ニッコリや西洋梨など旬の梨を使ったフルーツタルトを作った。

「[Making tarts] 農園の宣伝や、直売だけでなく加工品の販売方法も考えてくれます」と果樹園代表の阿部英雄さん（45）は語る。

白鳥さんは、タルト作りを通じて農家との交流が深まり、経営や生産、販売について相談を受けることが増えたという。

自身のSNSを見た県外の農家からイベントの依頼が来るなど、多忙を極めている。

白鳥さんは「生産者からのフィードバックに基づいて効果的な政策を作成するだけでなく、生産現場に関する興味深い方法で彼らと協力し続けたい」と語った.

野菜のデザート

白鳥さんは、県内一のニラの生産地である鹿沼の農家さんの協力のもと、葉が厚く甘みのある県オリジナル品種「ゆめみどり」を使ったニラタルトを作りました。

ヨーグルトベースのクリームの上に、茹でたニラをのせて苦味をカットし、はちみつゼリーを加えて甘みをプラス。

当日は東京から農業団体や農林水産省の友人を招き、夢みどりの産地を紹介し、ブランドのPRを行ったという。