スピードスケート男子の新濱立也(高崎健康福祉大職)が7日、宮崎市で練習を公開した。新濱は4月に公道での自転車トレーニング中に車両と接触し、顔面を骨折するなど重傷を負ったばかり。「焦らないで回復をした上で、強い気持ちをもって2月(のミラノ・コルティナ五輪)に臨みたい。もう1年頑張ってこの試練を乗り越えるしかない」と決意を語った。
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この日は左目やほお周辺にまだ腫れも残るなか、約30分、固定されたバイクをこいで体を動かした。
約2週間の入院で体重は2・5キロ落ち、現在は「筋量や体力も落ちているから(100%中)20%もない」状態という。それでも「競技を続けられる体で良かった」と前向きな言葉を並べた。
今後はトレーナーや医師らと相談しながら、体の回復具合を見極めつつリハビリを続けていくという。