昨夏の広島大会で優勝を決め、抱き合って喜ぶ広陵の選手たち=2023年7月29日、ぶんちゃんしまなみ、上田潤撮影

(前年優勝校 広陵 前年参加チーム数83)

 選抜大会に出場した広陵が頭一つ抜けている。甲子園を3度経験したエース高尾響と主将只石貫太のバッテリーに加え、浜本遥大、田村夏芽、土居湊大の上位打線も強力だ。

 続くのは、春の県大会で3位ながらも中国大会で初優勝した尾道か。昨秋、今春の県大会とも、広陵と準決勝で対戦し、2点差まで迫った。エースで4番の田原永遠を中心に、土井優史、前田栄輝の打力が光る。

 高校日本代表候補に選ばれた右腕・石津慶大を擁する広島新庄も上位進出が見込める。広島商は昨夏の決勝経験者が雪辱を期す。最速145キロの本格派・松本遼太が大黒柱の海田や、崇徳、福山にも注目だ。(根本快)

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