高松からうどんが消えた――。そんなプロモーション動画を高松市が制作した。うどん以外の魅力を発信し、市の認知度を向上させるのが狙いだ。
約7分の動画は、高松市全域でうどん店の店主がいなくなった場面から始まる。女木島の鬼ケ島伝説をもとにして、うどんが消えた高松市で鬼の兄妹がうどん以外の魅力を探すストーリーで、屋島や高松中央商店街、骨付鳥(ほねつきどり)、塩江温泉郷などが登場する。
本編の予告動画として、約30秒のショート動画も同時に制作した。市広聴広報・シティプロモーション課によると、県内の大型商業施設のほか、東京圏内でも放映する予定。若者を中心とした都市部に住む人に動画を届けたいという。
大西秀人市長は「高松市というと、うどんが一番に出てくるが、その次がなかなか出てこないことがある。よく知られているうどんをメインに出しながら、他のものの良さもアピールできたら」と期待を語った。動画は、市の公式ユーチューブ「高松ムービーチャンネル」(https://takamatsu.mvch.jp/