高校受験が一段落して、新生活に期待を膨らませている新高1生も多いでしょう。高校での勉強方法や進路の見つけ方について、大手予備校「河合塾」の北九州現役館(北九州市小倉北区)の担当者に話を聞きました。
同館にはこの時期、「中学校までは詰め込み方式で勉強していたけれど、高校ではどうすればいいでしょうか」といった相談が多く寄せられるといいます。
「大学受験を視野に入れた場合、中学校と高校の勉強では大きく三つの点が違います」と進学アドバイザーの池松亮さんは言います。
一つ目は知識量。英単語だけでも、高校受験では2千語前後が必要ですが、大学入試では5千~6千語が求められます。
二つ目は知識の質です。「数…