サッカーJ1に初昇格した今季、優勝争いに食らいついているFC町田ゼルビアの黒田剛監督(54)が、著書「勝つ、ではなく、負けない。 結果を出せず、悩んでいるリーダーへ」(幻冬舎、税込み1540円)を9月4日に出版した。早くも重版が決まり、注目されている。
- 初昇格のJ1で首位争い、「以前は恥ずかしかった」町田が台風の目に
昨季、町田の監督に就任した黒田監督。それまでは青森山田高を率いて全国高校選手権を3度制したが、高校の指導者がいきなりJリーグの監督になるのは前代未聞。2年前の監督就任発表時は懐疑的な声が少なくなかったが、見事にJ2優勝を果たした。
J1に昇格した今季は、開幕戦こそ引き分けだったが、そこから4連勝するなどし、首位争いを繰り広げている。8月31日の第29節で約3カ月守っていた首位の座を明け渡したが、9月14日の第30節アビスパ福岡戦で3試合ぶりの勝利をあげ、再び首位に返り咲いた。
著書は昨夏に執筆をオファー…