全国高校総合体育大会の栃木県選手団の結団式で、宣誓する白鷗大足利の小林栄絢選手(左)と、旗手の真壁夏月選手=2025年7月10日、宇都宮市、岡本智撮影

 今月下旬から中国地方で始まる全国高校総合体育大会(中国総体)に出場する栃木県選手団の結団式が10日、宇都宮市であり、監督などを含め計700人超が結束を固めた。

 式典では、白鷗大足利ボクシング部3年の小林栄絢(えいしゅん)選手が「ベストを尽くし、精いっぱい競技することを誓います」などと宣誓した。

 小林選手は男子ライトフライ級に出場し、優勝をめざす。攻め急ぐ自分を見つめ直し、常に冷静さを意識して練習を積んできた。取材に対し、「3位だった昨年の悔しさを晴らしに行く」と力を込めた。

 旗手は、同校陸上競技部2年の真壁夏月選手が務める。短距離競技が専門の真壁選手は、県総体の直前に肉離れを起こし、今大会は400メートルリレーの補欠として臨む。「旗手に選ばれ、自分でいいのかなと思ったけど、自分も走るんだという意識を持って行きたい」

 大会期間は23日~8月20日で、今月24日に広島市で総合開会式がある。

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